オランダのレインボーファミリー ギエルさん (2)
現在はエリーズさん、ネレカさん、フゥラキェ君、ラビ君の4人が同居しており、
ギエルさんは別にお住まい。
二週間に数日 ラビ君と時々フゥラキェ君も一緒にギエルさんのお宅に来るそうです。
オランダでは親権を持てるのは、性別に関わらず2人。今はエリーズさんとネレカさんが持っているとのこと。
ギエルさんにも権利がありますが、そこは話し合って決められたそうです。
日本では親権が持てるのは結婚していればその母親と父親ですが、女性カップルにおいては基本的に母親のみです。
子供のことを考えた結果、結婚していなくてもエリーズさんとネレカさん2人に親権があるあたりは、日本とは違うととても関心しました。
ギエルさんがいうにはさらにいうなら今回のケースのような場合はギエルさんを含めた親3人ともに親権が持てるような日が来るかもしれないと、さらに進んだお話をされていました。
LGBTsに対する法整備が進んだ国であっても
色々な家族の形があるなか、やはり全てのケースには対応ができないことに、きっと当たり前のことながら驚きを隠せませんでした。
それでも「子供のための、最善策はなにか」
と、本来の主役である子供をを中心に考えられる環境は、
LGBTsの問題だけでなく、まだまだ日本に足りない意識であると痛感しました。
オランダも、初めはLGBTsに対する環境は今とは違いました。
変わってきたオランダ。
そして日本でも、きっと。